バシリスクとバジリスクの違いとは?

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バジリスクとバシリスク。似たような名前ですが、同じ意味なのでしょうか?

今回はこの2つの言葉の違いと意味、由来などについて紐解いていきます。

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バジリスクとバシリスクは同じ意味!ただし…

バジリスクまたはバシリスクとは、ヨーロッパの想像上の生物のことです。

蛇やトカゲをモチーフにした姿が特徴です。

そして、それにちなんで命名された「バシリスク属」のトカゲのことを

特に「バシリスク」と呼びます。

なので、「バジリスク」は想像上の生物ですが、「バシリスク」は実在する動物です。

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ちょっとややこしいですね。

 

想像上の生物「バジリスク」とは?

名前はギリシア語で小さな王を意味し、蛇の王ともされます。

姿はヤマカガシに似ており、頭部に冠状のトサカが隆起しています。

身体を半分持ち上げて進むと言われ、それが音を立てると周囲のヘビが逃げていくとされています。

 

近世になると、その凶悪性や危険性がより喧伝されるようになり、

火を噴くだとか、槍を突き立てると毒が逆流して死ぬだとか、

かなり恐ろしい存在として伝えられるようになりました。

 

現代でも、バジリスクは凶悪な存在として、ゲームなどに登場します。

 

実在する生物「バシリスク」とは?

全長60-80cm。体重は約300gになるイグアナのような生き物がバシリスクです。

形態からバジリスクを連想したがためにバシリスクと命名されたようで、

毒などは持っていません。

成体のオスは頭頂部や背面、尾にトサカや帆(クレスト)が発達しています。

 

水辺の森林に生息し、水上に張り出した木の上にいることが多いです。

泳ぎや潜水が上手く、驚くと水中に飛びこんだり、後肢だけで立ちあがり走って逃げることがあります。

このとき短距離ではあるが水面を走ることができ、

聖書にてイエス・キリストが水の上を歩いたと記されていることから、

現地では「キリストトカゲ」とも呼ばれ、その様子がテレビなどで紹介されることもあるほどです。

 

ペットとしても日本に輸入されていますが、多く輸入されているのは

緑色の肌が綺麗なグリーンバシリスクやノギハラバシリスクで、

ブラウンバシリスクとギザギザバシリスクの流通はあまり多くはありません。

 

驚くとケージ内を走り回り吻端をつぶしてしまう恐れがある為、

飼育には広いケージと落ち着いて過ごせる環境が必要となります。

幼体から飼育すれば人や環境に慣れていくこともありますが、

場合によってはケージを暗幕で覆う等の対処をして、外部から刺激を受けないように

大事に飼育しないといけません。

また水辺の高温多湿の環境を好むため、全身が浸かる事の出来る水容器や全体を保温する設備も必要になるため、

飼育の難易度はかなり高めとなります。

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カテゴリ:雑学  [コメント:0]

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