牛蒡の漢字の由来とは?なぜ牛という漢字が使われるのか?

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ごぼうといえば、きんぴらや煮物や天ぷらなど

日本では馴染み深い食材の一つです。

さてこのごぼう、漢字で書くと「牛蒡」になるのですが、

なぜ「牛」という漢字が使われているのでしょうか?

牛と何か関係があるのでしょうか?

今回はそんな牛蒡の謎について解説していきます。

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牛蒡とは

牛蒡とは、キク目キク科ゴボウ属の多年草です。

日本にはもともと自生しておらず、

縄文時代か平安時代に日本に伝わったとされています。

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日本人が食べるようになったのは江戸から明治にかけてで、

主に根っこを食べます。

 

旬は初冬で、新ゴボウは初夏です。

日本以外の国では基本的に根は食用としていません。

 

薬用としてのごぼう

元々牛蒡は薬草として伝わりました。

欧米でも用いられており、

パードックと呼ばれるハーブの一種とされています。

生薬、漢方薬として用いられ、

利尿、発汗、血液浄化、皮膚疾患(ニキビ、湿疹、乾癬)の薬の材料

として使われています。

 

日本には、中国から伝来しました。

薬草としては発汗利尿作用のある牛蒡根として、

あるいは浮腫、咽頭痛、解毒に用いる種子

(悪実(あくじつ)、または牛旁子(ごぼうし))を用います。

 

繊維質が多く、便秘予防にも効果があるとされています。

牛蒡の漢字の由来

 

 

中国では、草木のうち大きなものに「牛」の漢字が使われました。

牛蒡の「蒡」は牛蒡に似た草木に使われた漢字で、

牛蒡はその中でも大きかったことから、

「牛」の漢字が使われ、牛蒡と呼ばれるようになりました。

 

つまり、生き物の牛とは何ら関係がありません。

 

牛蒡に関連する言葉

 

ごぼう抜き

リレーや駅伝などで、一気に何人も抜くことをいいます。

由来としてはゴボウを地中から抜くときのように、

一気に抜き上げるように抜くから、と言われています。

 

ごんぼ(牛蒡)掘り

青森県の方言として、ごんぼ掘りというものがあります。

ぐずぐず不平を言って譲らない、酔ってくだを巻く、

強情、ふてくされる(特に子供)、といった態度を指します。

由来としては、こういった人をなだめるのは

牛蒡を掘ることぐらい大変だから、と言われています。

 

牛蒡の食文化の違いから起きた悲劇

太平洋戦争時、捕虜とした欧米の兵士に日本人の将兵が

ごぼうを食べさせたところ、「捕虜に木の根を食べさせて虐待した」とし、

その将兵が処罰されたなんて逸話があります。

 

当時ごぼうはなかなか食べられない食材であり、

将兵が少しでも良いものを食べさせようと思いごぼうを食べさせた結果、

虐待とされてしまい処罰されたという悲しい逸話です。

 

 

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カテゴリ:雑学  [コメント:0]

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